2019.04.27 CAROLAN'S PUB vol.1
カクテルはミクスト・ドリンク(Mixed Drink)のこと。氷や器具を使って冷やしながら酒と何かを混ぜたり、あるいは温かい飲み物と酒を混ぜたりといろんな方法でつくられたものをカクテルという。
CAROLAN'Sというバンドがいる。平成も終わりに近づいた夜に彼らは新しい音楽を見せてくれた。その名前は『cocktail』、ドキドキするような熱も、やりきれなくなるような切なさも、あらゆる感情を音楽という「酒」に混ぜて目の前にそっと置かれる、そんな音楽。
4月27日、下北沢ろくでもない夜。この日は"CAROLN'S PUB vol.1"。
【本日】
— CAROLAN'S (@CAROLAN_S_) April 27, 2019
2019/4/27(土)
下北沢ろくでもない夜
2nd EP"cocktail"リリースパーティー
"CAROLAN'S PUB vol.1"
料金 2000円+1D
開場 17時
共演
The BillyYards
THE FREE MAN
SoberBrown
クウネル・ダ・サイクル
21時〜はPUBタイム!
予約は16時まで受付。
ついに今日!https://t.co/A64zt0vWdA pic.twitter.com/FCIK5ZjV4g
今夜のCAROLAN'Sは見ていてドキドキするほど「ライブをやる喜び」に溢れている姿だった。3人ともすごく嬉しそうで、楽しそうで。以前に感じた、張り詰めたような切なさやなんかを昇華させて「今」そして「未来」へ向けた彼らのポジティブな感情が伝わってくる。この時間を、音楽を楽しんでやろうという雰囲気を感じた。
CAROLAN'Sのステージは1st EPの表題作でもある『YES or NO』そして同じく1st EPより『Luky Day』から始まる。CAROLAN'Sの格好いい部分が十二分に現れる2曲。新体制になってから初めて観たけれど、以前よりも磨かれた「格好つけた奴ら」だった。酒と煙草と夜の似合うバンドだと、初めて聴いたときからずっと思っている。そしてこの3つは格好つけてないと絶対に似合わないのだと知っている。
続く3曲は新しいEP『cocktail』より『終わりかけの夜に』『オーブラザー』『Down,Down,Down』。Gt.Vo.のKabaddiが言っていたように「今日が新しいCAROLAN'Sの始まりの日」なのだと告げるような、新しくて、それでいてCAROLAN’Sらしい3曲。『cocktail』の名の通り、軽やかで弾けるようなドラム、重くて柔らかくパンチの効いたウッドベース、スパイシーで繊細で甘いギター、そして希望も切なさもやりきれなさも包み込んで乗せるような声と歌詞。そのありとあらゆるをひとつにして素晴らしいcocktailを差し出されたような、そんな。
【50日で50枚届けます】
— CAROLAN'S (@CAROLAN_S_) April 28, 2019
4/27より発売の2nd E.P."cocktail"を
『50日で50枚、50人に届ける』
という目標を立てました。
CAROLAN'Sの新しいスタートと
これからのために。
あなたに。
そして誰かのプレゼントとしても。
一緒に超えていきましょう。
20枚 / 50枚(2019.4.28現在) pic.twitter.com/3VYV2e72b0
彼らの「ライブをやる喜び」、そこに到るまでの思いがMCで語られる。(内容を正確に記憶している訳ではないのでここでは書き控えます。すまんね!)
最後の2曲は『cocktail』より『酒をくれよ』、そして『船乗りたちのメロディ』。どちらもつい一緒に歌ってしまうような曲。彼らの、あなたと一緒にCAROLAN'Sの道を歩みたい、そんな思いが伝わってくる2曲だった。
『酒をくれよ』はまさに会場である下北沢ろくでもない夜にふさわしい一曲。誰もが思い思いにステップを踏みアルコールを煽る、賑やかで「ろくでもない」きらきらした時間。CAROLAN'Sが見たい景色がこの曲のなかにあるような気がした。
続く『船乗りたちのメロディ』は新しいCAROLAN'Sの「思いを形にして」いた。ここに歌われる「君」は未だ見ぬ「君」のようにも思える。きっと彼らはもっとたくさんの人の目に耳に触れて、たくさんの街に漕ぎ出していくのだろうという予感と共に。
色々書いたけど本当に本当に楽しい夜でした。
私のだいすきなあなたにも一緒に過ごしてほしい夜だったよ。
もしも一緒に過ごせたらいいのにな、そんな風に思います。
おやすみなさい。
以下、書ききれなかった分を箇条書きにしてます。追記の方が長い気もするけどそんなもんだよ。
お暇なときに。
・私めちゃくちゃCAROLAN'Sすきだわ…ってなった。かっこよくなってるよね…かっこいい…尊…
・書き切れなかったですけど(力不足…!)アンコールはHangover Marchでした。これもまたシンガロングありの曲で「あなたと一緒にCAROLAN'Sの道を歩みたい」感があって最高でした。マミーさんかっこよすぎる…
・カバディ氏の声、すごい楽器みたいな鳴り方(?)してて感動した…耳がさあ、声というより楽器の音色として受け取ってる感じなの…わかる…?わかって……(無茶)
・すごいパッと見でかっこよくなったなんかこうオーラというか気迫というかそういう…えっなに尊い…(語彙)音楽は見た目じゃない派の皆さんわかるよ確かにそうなんだよわかるだけどパッと見でかっこいいって超大事だよ人の目を惹き付けるかっこよさisめちゃくちゃ大事…てか音楽もかっこいいしさほら…言うことなし…
・今回ライブでやってない2曲もめちゃくちゃかっこいいで早くライブで聴きてえだよ あれvol.1ってことは…?今後も…?期待して…??
・本当に初めて観たときからこの人たち音楽やるのがすきで堪らん人たちなんだろうなって思ってたけど、今はもっとずっと楽しそうで嬉しい!だって観てるこっちも超たのしーもんね!!
・今のCAROLAN'Sがいちばんかっこいいし、これからも絶対にもっとかっこよくなる。から、みんな聴いてほしい。だってあなたの人生にこんなに楽しくてかっこよくて最高のバンドがいないのはあまりに勿体ないから!!